②第一板小屋隧道→第五小留浦隧道

第一板小屋隧道と次の惣嶽隧道までは築堤で結んでいます。沢を渡っているようなので、橋梁や暗渠があるかも知れませんが、気がつきませんでした。

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  • pin[2009/04/11 07:43]

惣嶽隧道。奥多摩には難読地名が多いですが、これは普通に「そうがく」と読めばいいようです。

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  • pin[2009/04/11 07:45]

隧道内にあった5kmのキロポスト。ちなみにこの写真はストロボを焚かずに、LEDライトの光だけで撮影しました。GENTOSのSF-705XPという製品で、明るさが500ルーメンもあるので、長い隧道でも不安を感じることはありません。ただ、かなりでかくて重いです。

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  • pin[2009/04/11 07:48]

試しにストロボを焚いてキロポストを撮影。ちなみに後日入手した小河内線の公式路線図では、奥多摩から5kmのポイントは第二板小屋隧道内になっています。根元に折れた跡があるので、誰かが移動したのかも知れません。

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  • pin[2009/04/11 07:48]

惣嶽隧道の東側坑口。長さは160mほどのようです。

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  • pin[2009/04/11 07:49]

惣嶽隧道の扁額。漢字が違っているような気がするのですが……。小河内線の隧道の扁額は、総じて字があまり上手ではないですが、特に東鐵工業と鐵道工業はいまいちです。

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  • pin[2009/04/11 07:50]

草木に埋もれていますが橋を渡っています。惣獄橋梁という名前のようです。日影だと気になりませんが、日が当たると相変わらず逆光です。

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  • pin[2009/04/11 07:51]

惣獄橋梁の先は切り通しになっています。左の鉄柵は保線員の待避所です。とにかく落石が多かったらしく、頻繁に巡回していたそうです。

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  • pin[2009/04/11 07:51]

惣獄橋梁から水根方向を振り返って撮影しました。惣嶽隧道東側坑口が見えます。光線状態を考えると、奥多摩から水根に向けて歩いた方が良かったのですが、奥多摩駅付近で小河内線に入れる場所が分からなくて、早朝から迷ってうろうろするのは嫌だったので、水根から出発することにしました。

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  • pin[2009/04/11 07:52]

再び奥多摩駅方向へ向けて歩き出します。線路は切り通しを進みます。小河内線は隧道と橋梁がやたら多くて、こうした切り通しや築堤は割と珍しいです。築堤は安定するまで時間がかかるし、切り通しは落石の危険があるので、できるだけ避けたのかも知れません。

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  • pin[2009/04/11 07:53]

割と長い地上区間です。

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  • pin[2009/04/11 07:54]

やっぱり落石があります。小河内線に列車が走っていたのは4年半ほどですが、その間に148件もの落石や土砂崩壊があったそうです。計算すると約11日に1件の割合で発生していたわけで、それだけ険しい場所に敷設したということですね。

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  • pin[2009/04/11 07:55]

250mほどの明かり区間を経て、次の隧道が現れました。梅久保隧道です。

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  • pin[2009/04/11 07:58]

[資料紹介3]

↓梅ヶ久保橋梁~梅久保隧道を歩きながら撮影した動画。


隧道内部にまたキロポストがありました。倒れてはいますが、とてもきれいで50年以上前の遺構とは思えません。湧水が少なくて湿度が低いからかも知れません。

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  • pin[2009/04/11 08:03]

梅久保隧道は左に屈曲しているので、進路が北東に変わります。隧道の長さは195mくらいと表示されました。

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  • pin[2009/04/11 08:03]

梅久保隧道の扁額。

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  • pin[2009/04/11 08:04]

コンクリート橋を渡ります。白髭橋梁のようです。

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  • pin[2009/04/11 08:04]

築堤の上のように見えますが、橋の上です。

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  • pin[2009/04/11 08:07]

地面がしっかりしているので、何気に歩いていますが……。

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  • pin[2009/04/11 08:09]

……実はものすごく高いところを通っています。ちょっと怖くて橋の端には近寄れません。写真は南西方向へ向きを変えて撮影しました。下の道路は国道411号線(青梅街道)です。国道の左側の細い道は奥多摩むかし道(旧青梅街道)です。

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  • pin[2009/04/11 08:09]

水根方向を振り返って撮影。やっぱりこっち向きの方がきれいに撮れます。いちばんいいのは曇りの日なんですが……。

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  • pin[2009/04/11 08:10]

[資料紹介4]

↓白髭橋梁の上から撮影した動画。

[資料紹介5]

↓奥多摩むかし道から見上げた白髭橋梁。コンクリート桁橋です。
北海道の旧戸井線の遺構を思い出します(2006年3月撮影)。

img004

[資料紹介6]

↓1955年ごろ撮影されたと思われる写真です。青梅街道から見上げた白髭橋梁。

img005


橋梁をあとにして先へ進みます。

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  • pin[2009/04/11 08:10]

この辺にも橋梁があるらしいのですが、まったく気がつきませんでした。今歩いている場所がそうなのかも知れません。

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  • pin[2009/04/11 08:11]

次の隧道は白髭隧道です。とても撮影しにくい光線状態です。坑口にまた落石があります。

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  • pin[2009/04/11 08:13]

白髭隧道東側坑口。40mほどの短い隧道です。

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  • pin[2009/04/11 08:14]

白髭隧道の扁額。

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  • pin[2009/04/11 08:14]

隧道を抜けると里山の風景が現れました。写真には写っていませんが、周囲は段々畑になっていて、農家の作業小屋も建っています。かつては集落が存在したのかも知れません。

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  • pin[2009/04/11 08:15]

日当たりがいいので、ここでしばらく休憩することにしました。昼ごはんにはだいぶ早いですが、出発する前に食パン1枚しか食べていないので、結構お腹が空きました。

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  • pin[2009/04/11 08:16]

[資料紹介7]

↓休憩中に撮影した動画。ホトトギスが鳴いてのどかな感じです。


1時間ほど休憩して出発しました。線路は浅い切り通しを左に屈曲して、北に向かっています。

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  • pin[2009/04/11 09:12]

方角が変わって写真も少し撮りやすくなりました。日影だと逆光にならずに済みますが、暗くて手ぶれしやすくなってしまいます。

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  • pin[2009/04/11 09:13]

多少荒れていても、こんな道が続くなら散策も楽しいんですが……。ちょっと隧道だらけで単調です。

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  • pin[2009/04/11 09:15]

……と思っていたら、長い鉄橋が現れました。第四境橋梁のようです。枕木が腐っているので真ん中は歩けません。

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  • pin[2009/04/11 09:16]

何も考えずに左脇の犬走り(保線用の作業路)を歩き出しましたが、よく考えるとかなり危険なことに気づきました。犬走りはL型鋼に厚さ数cm程度のコンクリート板を乗せただけの構造で、もしコンクリート板を踏み抜いたら20~30m下の地面に転落してしまいます。現役の施設ならまだしも、50年も前の薄いコンクリート板に命を委ねていたわけで、ここは迂回すべきだったと反省しています。

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  • pin[2009/04/11 09:18]

[資料紹介8]

↓第四境橋梁の上から撮影した動画。

[資料紹介9]

↓下から見上げた第四境橋梁。
付近から丸見えだったんですね(2009年7月7日撮影)。

img006


次の隧道の坑口が見えていますが、屁っぴり腰で歩いているので、なかなか近づいてきません。写真では分かりませんが、めちゃ高い鉄橋です。

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  • pin[2009/04/11 09:18]

危険に気づいた途端に足がすくんでしまって、50mほどの鉄橋を渡るのに10分近くかかりました。写真は第三境隧道(次の隧道)南側坑口から、渡り終えた鉄橋を振り返ったところです。この橋はプレートガーダー橋のようです。

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  • pin[2009/04/11 09:24]

第三境隧道の中です。さっきからずっと左に屈曲してきたので、進行方向は北に変わっています。写真の棒切れは文字が判読できませんが、形状からすると曲線標だと思います。本来かなり深く刺さっているものなので、誰かが引っこ抜いて引きずってきたのかも知れません。焦げているのは意味が分かりません。

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  • pin[2009/04/11 09:26]

今回の探訪で唯一発見した勾配標。蒸気機関車の走る区間で30‰(しかも隧道内で曲線)はかなり酷です。

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  • pin[2009/04/11 09:28]

さっき梅久保隧道で見た距離標が4.5kmだったので、これは3.5kmだと思います。横に水が滴っているのが見えるので、湿気のせいで腐るのが早いのでしょう。

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  • pin[2009/04/11 09:29]

第三境隧道北側坑口。長さは400mほどのようです。

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  • pin[2009/04/11 09:31]

第三境隧道の扁額。

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  • pin[2009/04/11 09:32]

隧道を出るとすぐに第三境橋梁に差しかかります。線路は右に曲がって、進路は再び東になります。

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  • pin[2009/04/11 09:32]

コンクリート橋だろうと思って安心していたら、またプレート橋でした。15m程度の短い橋なので、ここは秘奥義「カニ歩き」で渡りました。右側に2本並んだレールの上を横向きに歩く方法です。小河内線は高い橋梁ばかりなので、距離は短くてもかなり怖いです。

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  • pin[2009/04/11 09:33]

無事に鉄橋を渡って、次は第二境隧道に入ります。

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  • pin[2009/04/11 09:38]

第二境隧道東側坑口。ごく短くて25mほどと表示されました。

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  • pin[2009/04/11 09:39]

第二境隧道の扁額。

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  • pin[2009/04/11 09:40]

急曲線のため脱線防止レールが敷かれています。曲線半径は300mくらいだと思います。距離を稼ぐためか、それともこの辺りに流れる小中沢を高巻きするためか、小河内線は北に大きく迂回しています。

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  • pin[2009/04/11 09:40]

またプレートガーダー橋が現れました。第二境橋梁というそうです。今度は犬走りもなく、レールまで剥されています。枕木は比較的新しそうなのがまばらに乗っていますが、その下に敷いてある木が腐っているので、とても乗っかる気にはなれません。

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  • pin[2009/04/11 09:41]

[資料紹介10]

↓第二境橋梁の荒れ具合を動画で撮影してみました。


第二境隧道の坑口で小休止。妻を伴ってあまり無茶はできないので、ちょっと途方に暮れています。空が青くていい感じです。

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  • pin[2009/04/11 09:56]

命を削ってまで渡るほどのものではないので迂回。橋の左側から沢に降りました。逆光なので見づらい写真になってしまいました。

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  • pin[2009/04/11 10:04]

下から見上げた鉄橋。そんなに高くはありません。安いデジカメなので、逆光になるとフリンジがひどいです。

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  • pin[2009/04/11 10:07]

やり過ごした第二境橋梁を氷川方向に振り返って撮影しました。

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  • pin[2009/04/11 10:10]

そして進行方向を向くと第一境隧道が。今まで右に曲がっていた線路は坑内でS字を描き、左カーブに変わります。

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  • pin[2009/04/11 10:11]

隧道内の様子。ストロボを焚いても光が散ってしまって意味がありません。

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  • pin[2009/04/11 10:12]

Photoshopを使って上の写真の明るさを上げてみると、S字カーブの様子が良く分かります。画像は荒れてしまいますが。

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  • pin[2009/04/11 10:12]

第一境隧道東側坑口。直流電化規格で架線を張れるようになっているので、かなり高さのあることが分かります(恐らく単線1号型だと思います)。隧道の長さは145mほどです。すぐ先に次の隧道が見えています。

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  • pin[2009/04/11 10:14]

第一境隧道の扁額。

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  • pin[2009/04/11 10:15]

この短い隧道は檜村隧道といいます。

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  • pin[2009/04/11 10:15]

檜村隧道東側坑口。延長は20mほどのようです。

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  • pin[2009/04/11 10:16]

檜村隧道の扁額。

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  • pin[2009/04/11 10:17]

築堤のように見えるのですが、この付近には第一境橋梁というのが架かっているようです。コンクリート橋の上には草木が生えているので、注意しないとまったく気づきません。崖っぷちの区間が多く、あまり端を歩かないようにしているので、なおさらです。

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  • pin[2009/04/11 10:17]

雑木の向こうに第五小留浦隧道が見えてきました。小留浦は「ことずら」と読み、この辺の古い集落の名前です。

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  • pin[2009/04/11 10:18]

第五小留浦隧道東側坑口。長さは180mぐらいだと思います。

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  • pin[2009/04/11 10:22]

第五小留浦隧道の扁額。

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  • pin[2009/04/11 10:23]

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